[記事公開日]2016/01/04
[最終更新日]2018/10/29

古いセロテープ跡など、粘着テープ跡の剥がし方について


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セロテープに限らず、粘着テープ類はいつかは剥がす事が多々あります。

そんな粘着テープ類の剥がし方について纏めました。

 

セロテープがくっつく原理

まずセロテープがくっつく原理についてですが……

セロテープには粘着剤が付いています。

セロテープが様々な物に貼り付けられるのは、実際の所、この粘着剤がセロテープと貼り付けた物の面の間を埋めてくれるからなんですね。

とはいえ、この粘着力も強すぎては、セロテープを剥がさなければならなくなった時に、中々剥がれなくて非常に困る事になってしまいます。

それ故に、セロテープの粘着力は強すぎず、剥がす事ができる範囲での粘着力になっています。

(参考『セロテープの処分の仕方や、成分や構成について』)

 

セロテープの剥がし方

基本的なセロテープの剥がし方です。

指でセロテープの端を摘まんで引っ張れば、剥がれます。

しかし指で摘まんで引っ張って剥がれるのは、紙などではなく、テーブルなどの固い素材の物に貼った場合です。

紙などの耐久性の低い物に貼ると、剥がした時に一緒に紙の表面が剥がれたり、破けたりしてしまいます。

また、一度貼り付けてから、長い時間が経ったセロテープも上手く剥がせず、跡が付いてしまう事があります。

 

ドライヤーやアイロン、お湯で温めて剥がす

では、どのようにすれば古いセロテープ跡を取る事ができるのか。

これは単純に、粘着剤が固まってこの状態になっているので、軟らかくすれば剥がしやすくなります。

粘着剤を軟らかくするには、いくつかの方法があります。

それは、粘着剤を温める事です。

粘着剤は温める事で、固さが取れて軟らかくなっていきます。

 

ではどうやって温めるか、というと代表的な方法としてはドライヤーを使用する方法があります。

古いセロテープの跡に数十秒~1分ほどドライヤーの温風を当てる事で、セロテープ跡がはがれやすくなります。

仮に貼り付けたのがガラス窓であっても、ドライヤーの温風程度では割れたりはしないので、持って来いですね。

ガラス窓以外でも温めて問題のない素材に張り付いているのであれば、同じようにドライヤーが使えます。

その他にも、ガラス窓では使用はオススメできませんが、低温のアイロンも張り付いている素材によっては使えます。

 

また、お湯を長時間浸ける事でも温まる為、セロテープが取れやすくなります。

窓ガラスにお湯を浸け続けるのは難しいものがあると思いますし、セロテープから少し話が逸れてしまいますが、例えばガラス瓶のラベルを取りたい時などには、この方法が使えます。

ビール瓶のラベルを集めている方には、この方法はオススメです。

ちなみに温めた窓ガラスですが、温めた状態で冷水をかけないように気をつけてください。

割れたりひびが入ったりする恐れがあります。

 

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キッチンペーパーとお酢を利用して剥がす

キッチンペーパーにお酢を染み込ませ、剥がしたいテープに重ねて、しばらく置いておきます。

この際、上からラップを覆い被せるとより効果的です。

しばらく時間が経ったら、テープをゆっくりと剥がしていきます。

非常に効果があります。

それでもまだ剥がれ難い場合は、剥がしながら、とどめとばかりにお酢をつけて行きましょう。

粘着剤自体、お酢をつけると弱くなります。

お酢のついたもの、キッチンペーパーの他にもコットンなどで構いません。

それらを使えば、剥がしやすくなります。

また、お酢に限らず中性洗剤でも剥がせます。

ただし、中性洗剤やお酢はガラス窓の場合は良いですが、フローリングなど

ワックスがかかっている場所に関しては、ワックスが除去されてしまう可能性があるので、

使用しない方が良いです。

 

ハンドクリームや消しゴムを使う

テープが剥がせても、まだ跡が残っている……そんな時には、ハンドクリームがオススメです。

ハンドクリームを指につけて、粘着跡をなぞれば、残った跡もあっさり取れます。

それでもまだ残っているなら最終兵器、消しゴムの出番です。

消しゴムでこすると、不思議と粘着跡が取れていきます。

粘着剤が強力すぎると悩んでいるあなた、是非この方法を試してみてください。

 

シールはがしを使用する

文房具屋などで販売されている、シールはがしを使用するのも1つの手です。

管理人は実際に使用してみました。

効果はありますが、難点もありますので、使用には注意が必要かもしれません。

(参考『シールはがしでセロテープをはがす~セロテープ便利グッズ』)

 

セロテープ以外のテープに通用するか

強力なガムテープ、両面テープなどでも、大半は通用します。

むしろ、お酢などは是非試してみて下さい。

ただし、上述したように温まったガラスに冷水は浴びせないよう、ワックスがかかっている場所ではお酢は危険、など注意点もありますので、気をつけて実行して下さい。


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