[記事公開日]2015/10/19
[最終更新日]2019/02/26

窓ガラスのセロテープの剥がし方や、テープ跡の消し方


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セロテープとは便利なもので、どこにでも貼る事ができます。

窓ガラスにだって簡単に貼れてしまいます。

しかし、貼ったセロテープは、いつかは取らなければならない事もあります。

長年窓ガラスに貼っていたセロテープ、はがしたら跡が残った……そんな事もあるのではないでしょうか。

 

粘着剤の劣化とは

古いセロテープをはがしたら跡が残り、その跡も中々はがれない、という事は多々あります。

これは何故かというと、セロテープの粘着剤の劣化が原因です。

この粘着剤の劣化とは、つまり粘着剤が粘着剤の役割を果たせなくなる、粘着しなくなるという事です。

粘着するというのはどういう事かというと、ベタベタとネバ付く事で粘着する対象に引っ付く事なんです。

しかし粘着剤が変質すると固くなってしまい、ネバ付きが無くなってしまいます。

それによって柔軟な状態を保てなくなり、固くなって粘着する事すらできなくなってしまうのです。

ただし、固くなるというのは水が氷になるのと同じように、既に引っ付いている物に関しては離れなくなってしまうのです。

つまり、古く変質したセロテープをはがしたら、跡が残ってしまったというのは、粘着剤が固まってしまっているからです。

セロテープは粘着剤が命とも言えるわけですが、粘着剤の劣化はセロテープにとって命取りなんです。

 

窓ガラスについたセロテープ跡の剥がし方

では、どのようにすればセロテープ跡を取る事ができるのか。

これは単純に、粘着剤が固まってこの状態になっているのであれば、また軟らかくすれば良いという事です。

粘着剤を軟らかくするには、いくつかの方法があります。その内の1つを紹介します。

それは、粘着剤を温める事です。

粘着剤は温める事で、固さが取れて軟らかくなっていきます。

ではどうやって温めるか、というと代表的な方法としてはドライヤーを使用する方法があります。

古いセロテープの跡に数十秒~1分ほどドライヤーの温風を当てる事で、セロテープ跡がはがれやすくなります。

ガラス窓であればドライヤーの温風程度では割れたりはしないので、持って来いですね。

ガラス窓以外でも温めて問題のない素材に張り付いているのであれば、同じようにドライヤーが使えると思います。

その他にも、ガラス窓では使用はオススメできませんが、低温のアイロンも張り付いている素材によっては使えます。

また、お湯を長時間浸ける事でも温まる為、セロテープが取れやすくなります。

ガラス瓶のラベルを取りたい時などには、この方法が使えます。

ビール瓶のラベルを集めている方には、この方法はオススメです。

窓ガラスの場合は、熱くしたタオルなどをガラス窓に当てるのも、1つの手ですね。

ちなみに温めた窓ガラスですが、温めた状態で冷水をかけないように気をつけてください。

割れたりひびが入ったりする恐れがあります。

 

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その他のセロテープ跡の消し方

セロテープ跡をはがしやすくする方法は他にもあります。

それは中性洗剤やお酢を使用するという方法です。

中性洗剤やお酢を含ませた布を、しばらくセロテープ跡に当てていると、セロテープ跡がはがしやすくなります。

ただし、中性洗剤やお酢はガラス窓の場合は良いですが、フローリングなどワックスがかかっている場所に関しては、ワックスが除去されてしまう可能性があるので、使用しない方が良いです。

また、専用のクリーナーを用いると比較的簡単に取れるかもしれません。

 

窓ガラスが割れてしまった時に

何らかの要因で窓ガラスが割れてしまう事もあるかもしれません。

実際私も高校時代、ほんの少し肘が当たっただけで、家の窓ガラスが見事にパリーンと割れてしまった事があります。

原因は窓ガラスの建てつけが悪かったからなのですが、窓ガラスはこんなに容易く割れてしまうものなのか、と唖然としました。

もっとも、建てつけが悪くなければそう簡単に窓ガラスは割れません。

しかし割れてしまう時は、割れてしまいます。

そんな時に困るのが、窓ガラスの破片の掃除です。

基本的にはホウキとチリトリを使って掃除した方が良いです。

手で掴むと手を傷付ける恐れがあります。

しかし大きな破片はホウキで片付けられても、蟻よりも小さい破片まではホウキでは片付けられません。

そんな時に役に立つのが、セロテープやガムテープです。

比較的広い場所であれば、ガムテープで窓ガラスの大きな破片があった辺りを貼ってははがし、を繰り返す事で小さい破片を回収できると思います。

しかし、ガムテープでは大きすぎて使い辛いような狭い隅っこなどに関しては、ガムテープではなく、セロテープを使うと回収しやすいです。

以前の記事でも書いた通り、セロテープは幅が狭いので小回りが利きやすく、どんな所でも使いやすいんですね。

ただし、セロテープ自体も幅が狭い為、セロテープから指がはみ出て、指を傷付ける、なんて事にならないように気をつけてください。

 

セロテープや、ガムテープは、少なからず家にストックがあるようにしておくと、便利です。

管理人も必ず予備をストックするようにしています。


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