[記事公開日]2015/10/14
[最終更新日]2019/02/26

セロテープで蚊、虫刺され対策して痒みを消す方法は、実は危険


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DSC_0384※2018年10月27日 記事内容大幅に修正しました。

 元はセロテープで痒みを消す方法を紹介していましたが、

 昨今ではその方法が危険だと指摘された為です。

 

セロテープは人体に貼ってはいけないと、一般的には言われています。

かぶれる恐れがあるからです。ニチバンなどでも、注意書きに記述してあります。

しかしセロテープを人体に貼ると痒み止めとして効果があるとも言われています。

果たしてその真相は、どうなのでしょうか。

 

セロテープは虫刺されに効くのか

外科医の先生曰く、蚊に刺された時にセロテープを貼ると、痒みが治まるのは本当との事です。

理由としては、セロテープによって皮膚が保護され、外からの刺激を受けにくくなるからです。

痒み止めとしては、確かに効果があります。

しかしその効能とは裏腹に、実は危険な要素もあったのです。

 

セロテープで痒み止めをするリスク

蚊が注入した唾液が人体内でアレルギー反応を起こし、皮膚炎を起こす現象。

これが蚊に刺された痒みの正体です。

ですので、セロテープで皮膚を保護する事は、皮膚炎を治す事には繋がりません。

さらに蚊に刺された箇所に、セロテープを貼る事には危険性もあります。

何故なら、セロテープに付いていた雑菌が繁殖し、蚊に刺された箇所に入ってしまう可能性があるからです。

下手をすると皮下脂肪の細菌感染症にかかる事もあるそうです。

もしテープなどを貼りたいのであれば、清潔な虫刺され用のテープを購入して貼った方が良いです。

 

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蚊に刺された場合の応急処置4選

セロテープを貼った場合の危険性については、上述した通りです。

しかし、それでも痒みが消えずに続くのは、辛いですよね。

特に夜寝ようと思った時に刺されたら、死活問題です。

寝れません。

というわけで、その場合の応急処置をいくつか紹介します。

 

絆創膏を張る

セロテープではなく、絆創膏を貼ってみましょう。

絆創膏もまた、セロテープを貼った時と同じように、患部を保護できます。

その上、絆創膏はセロテープと違って清潔ですので、雑菌の繁殖を阻止できます。

 

水で洗う

一番身近にあるであろう、水。

蚊に刺された箇所を水で洗う事で、アレルギー反応により帯びた熱を冷却します。

それによりアレルギー反応を抑える事ができるのです。

さらに水で洗い流す事により、蚊に刺された箇所を清潔にできます。

 

熱いお湯で洗う

水で洗うのとは真逆の対処法になりますが、これも効果があります。

熱を与える事で蚊の唾液を分解、アレルギー反応自体を起こさないようにします。

40度程度だと少し弱く、できれば50度くらいの熱が理想的です。

そのくらいの温度のおしぼり、タオルで患部を温めるのも効果的です。

ただし、この温める対処法の場合は、やけどに注意して下さい。

 

アルカリ性の石鹸で洗う

アルカリ性の石鹸で患部を洗うと、刺された箇所の弱酸性を中和できます。

石鹸で洗う事で清潔も保てますし、簡単に行なえる所が良いです。

 

蚊に刺された場合に効果的なグッズ

応急処置の紹介をしましたが、できる事なら薬局で販売しているグッズの使用が好ましいです。

管理人が使用した事のある2種類のグッズを紹介します。

 

液体ムヒアルファEXは、蚊だけではなく、ダニ、ノミ、毛虫、ムカデ、

さらにはクラゲに刺された場合でも効果があります。

お値段高めですが、大抵のケースはこれ1本で何とかなってしまいます。

 

新ウナコーワクールは、ムヒアルファEXに比べると効果は弱めですが、

そんなにお値段が高いわけではないので、コストがそんなにかからないのが良いです。

蚊に刺された場合だけを対象とするなら、新ウナコーワクールで問題ありません。

 

こういったグッズが家に1つあると便利です。

管理人も、常に1本は家に置いてあるようにしています。

 

最後に

蚊に刺された場合にセロテープを使用する事の危険性、

そして蚊に刺された場合の対処法を紹介しました。

ただし、あくまで蚊に刺された場合の対処法になります。

蜂などの危険な虫に刺された場合は、すぐに病院へ行くなどして下さい。

また、蚊に刺されたと思って上記の対処法を行なったものの、効果が無い、あるいは悪化した、

といった場合は、蚊に刺されたのではなく、別の皮膚トラブルの可能性があります。

その場合も早めに病院へ行き、受診して下さい。


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