[記事公開日]2015/10/23
[最終更新日]2019/02/26

セロテープで補強してみる~紙や小物、メガネやケーブル、ガラスを補強


スポンサーリンク

セロテープは大抵の物には貼り付く為、その特性を利用する事で様々な物を補強する事ができます。

では一体どんな物が補強できるのか。

補強できない物はあるのか。

今回は補強について考えてみます。

 

紙をセロテープで補強する

何らかの原因で紙が破けてしまった、もしくは破けそう。

そういった箇所をセロテープで補強ができます。

基本的に破けてしまった所にセロテープを貼れば良いだけなのです。

しかし、最初から破かせたくない場合などは、紙の端から端にかけてセロテープを貼ります。

そして裏にも同じようにセロテープを貼ります。

すると、紙の端の部分がセロテープで覆われて、破けたりしなくなります。

また、穴空けパンチを使って紙の端に穴を空けると、紙の端がボロボロになりがちです。

そういった場合は、最初からセロテープで補強した上でパンチを使って穴を空ければ、ボロボロにならずに済みます。

もし既にパンチで紙の端がボロボロになってしまった、という場合でも、その上からセロテープを貼って補強した上で、改めてパンチで穴を空ければ問題ありません。

ただしセロテープを貼る時に丁寧に貼らないと、紙にしわが寄ったりするかもしれません。

 

メガネをセロテープで補強する

メガネが壊れてパーツが外れてしまった、という場合。

素直にメガネ屋さんに行って修理してもらった方が良いですが、そんな時間が無く、今メガネをかけなければならない、という状況に陥った場合。

セロテープを使ってメガネを補強できます。

折りたたんだりはできなくなるかもしれませんが、一時的な修復と割り切れば問題なく補強できます。

ただし、見栄えが悪くなるのと、かけ心地に影響するので、メガネ屋さんに行ける状況になったら、行ってきた方が良いかと思います。

また、メガネを修理してもらうとお金がかかる、と思っている方も多いかもしれませんが、実は今の大手メガネチェーン店などでは無料で修理してもらえる事が多いです。

例え部品が欠けていても、無料で修理してもらえる事があるので、とにかく行ってみる事です。

また、店舗で修理を担当している人の腕前に依存する所もあるので、修理が可能かどうかは店舗、当日勤務のスタッフによって異なります。

 

コンセントなどのケーブルをセロテープで補強

ケーブルが劣化した際に、表面部分が破れて、中の配線が露出する事があります。

このまま放置しておくと、感電の恐れがあるかもしれません。

そこでセロテープで補強を……と言いたい所ですが、以前の記事でも書いたように、セロテープは絶縁体ではあるものの、完璧ではありません。

(参考『セロテープを鼻やまぶたに貼る事に問題はあるのか』)

セロテープが劣化する事で、電気を通してしまって発火する事も考えられます。

素直に絶縁テープを使用する事を推奨します。

 

スポンサードリンク

 

割れたガラスをセロテープで補強

以前、割れたガラスの細かい破片をセロテープで片付けるという記事を書きました。

(参考『窓ガラスのセロテープの剥がし方や、テープ跡の消し方』)

片付けにはセロテープが使える。

では割れた窓ガラスは補強できるのか、というと、サイズ的に難しいでしょう。

そもそも割れてしまったのでは、ガムテープを使っても難しいですし、何より補強中に割れた部分に手や指が触れてケガをする可能性があるので、危険です。

小さいひび程度なら補強は可能ですが、ガラスは一度ひびが入ると後は広がる一方です。

放置しておくと割れてしまう可能性もあるので、早めの交換をオススメします。

 

セロテープで補強できる物と、できない物の違い

セロテープとは便利なもので、補強ができます。

一方で、補強できない物もあります。

補強できる物は基本的に小さい物、軽い物、危険の無い物に限られます。

紙やメガネなどの小物です。

逆に大きい物、重い物、危険のある物に関しては、セロテープでの補強は難しいです。

窓ガラスや感電の恐れのあるケーブルなどですね。

そういった物へのセロテープの使用は推奨できません。

 

セロテープを使わずに紙を補強するには

セロマトなのにセロテープを使わないコーナーです。

セロテープ無しで紙を補強するには、どうすればいいのか。

非常に手間になりますが、ニス、ラッカー、ウレタン塗料など、本格的にペーパークラフトやプラモデルといった工作をするのに使う塗料を使用するしかなくなってくると思います。

実際の所、それ以外で紙を補強する手段というのは無いのではないでしょうか。

あるいは、最初から画用紙などの堅めの紙を使用するといった手段しかないと思います。

補強、という観点からすると本末転倒な事を言っているように聞こえるかもしれませんが、実際画用紙は劣化し辛く、用途にもよりますが意外と実用性はあります。

ちなみに紙以外の小物の補強においては、接着剤の使用によりある程度の補強、修復が可能です。

ただし、メガネは先述した通りメガネ屋さんで修理が可能な場合も多いのですが、自分で応急処置として接着剤を使用してしまっていると、無料で修復するのも難しくなる可能性があります。

それを踏まえて使用した方が良いかと思われます。


スポンサーリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ